四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

13 3番目の病院受診

深夜の大変な病院受診から帰宅し、朝まで寝ていました。

もはや、ここで仕事のスケジュールにリスケが必要となり、会社や取引先にお詫びの電話を入れながらも、本当にふらふら状態でした。

この日も終日寝て過ごし、夕方になり閉院ぎりぎりの時間に近医のクリニックを受診しました。近医とはいえ、歩くと10分弱かかるので、迷った末、自転車で一気に行くことを決断し家を出たのですが、めまいで自転車なんかに乗れるはずもなく、途中で転倒してしまい、ズボンの膝は破れ、膝をすりむき最後は危険を感じて、自転車にすがるように押しながらクリニックにたどり着きました。

クリニックに着くと同時に、看護師さんから点滴用の処置室に通され、そこで安静を命じられました。

10分近く横になったまま、熱を測っていただいたり(平熱)、問診を取っていただいたりと配慮していただきましたが、やはり家からの無理がたたったのか、動けなくなりました。

医師からは2日前の血液検査の結果を告げられました。白血球は10500、CRPは0.25。

閉院時間の都合で、めまいとふらつき、それに吐き気も出てきてしまいましたので、少し遠くのやや大きめの病院へ紹介状を持って、再度受診することになりました。これは、昨晩自分で行った病院とは異なります。

正直、クリニックの先生からもめまいやふらつき、吐き気は重篤な病気になる恐れもあるため、オーバーナイトで入院して、めまいの検査と必要な検査をし、場合によってはそのまま入院かもしれないと言われました。 

医師は家族に連絡し、家族に付き添ってもらい紹介先の病院にタクシーで向かいました。 

タクシーで10分ほどで、紹介病院につき、そこで時間外受診という形で診察していただくことになりました。 

私は、めまい・ふらつき、それに吐き気も加わり、最悪な状況でこのまま入院したいと願いました。