四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

15 発症日当日の午前中の一コマ

前日は夜間にいろんな検査と点滴をしていただき、即時入院を期待したものの帰宅を命じられ、タクシーでもどって、またも疲労だけが残りました。

とはいえ、フラフラのめまいは改善されず、ただベッドで横になっているだけで、テレビを観るとか、音楽を聴くとか、読書とかとにかくそんなことをできる体力、気力、余力は全くないというのが正確なところで、ただ体を横にして過ごしていました。

時折トイレに起きるときに、やはりめまいを感じ、これはただならぬ状況だなと不安になりました。

不安の一つは、短期的な仕事の面。転職したばかりで、いろいろとチャンスをもらっているのに、当面の大きなイベントは全部キャンセル。

中期的にも、休んでばかりはいられないという気持ちと、でもめまいで動けないという焦り・・・。

また、金銭的にも不安を感じました。3つの病院にかかり、薬局も3か所、移動はタクシーで、検査もCTなど数千円単位でお金が出ていくと、なんとも不気味でこわいものです。

とはいえ、不安がってばかり、寝てばかりでは何も進まないので、午後からは昨晩の病院にいろいろと検査を受けようと、またタクシーを呼ぶことにしました。