四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

37 ペインクリニック初診(発症9日目)

この病気で5つ目の医療機関が、ペインクリニックです。

私の受診したペインクリニックは、シャレたビルの1Fにあり、室内も安らぎと癒しの空間で、とても病院とは思えないクリニックでした。

脳外といい、ペインクリニックといい、私の中ではなじみのない診療科で、いずれも少し緊張するものでしたが、ペインの院長はサバサバとした女医先生で、顔面神経麻痺は珍しくないのよとおっしゃっていただきました。

脳外クリニックからの紹介でもあり、処方薬や症状については紹介状に記載されていたようです。軽い問診や症状確認、そして採血が終わり、抗ウイルス薬となるアシクロビル250mgを注射してもらい、そのあといよいよ星状神経ブロックをしていただきました。

ブロックの前に、看護師さんが顔面神経麻痺スコアを出していただき、40点満点中12点。

これどう評価したらいいのでしょうか?私が、体験談ブログを調べたところ、発症9日目にスコア0の方がいらしたので、いい方なのか?それとも3割しか回復していないのでダメなのか?それとも、そもそも程度が軽い麻痺だったのか?よくわかりません・・・。

さて、星状神経ブロックは・・・、処置ベッドに横になったまま、あごの下くびの横あたりにズボッと注射を打つのですが、直前は針が目に入り、とがった針の先が大変怖く感じます。

ブロックを打った後は、多少、熱っぽさを感じ、しびれなどはないもののなんとなく注射したあたりが、もぞもぞっと感じる気配がするような程度に感じます。

ん~、肩こりとか、なんとなく聞きそうな気がして、そして、効くと思ったらものすごく効きそうな気がして、心から信じるよう暗示をかけました。