四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

18 麻痺の症状

麻痺の症状を記録しておきます。

まず、発症前1週間頃に出現していた左眼の奥の痛みは、その後受診した病院でもらった痛み止めや吐き気止めなど、薬を飲んでいるうちに何が効いていたのか?それとも原因が除去されたのか、また、めまいやふらつき、吐き気のため、気に留まらなくなったのか、自然に消えてしまいました。

次に、発熱はこの麻痺が原因なのか、それとも左眼奥の痛みが原因なのか、ただの疲れの蓄積が原因なのか、すべてがつながっているのかわかりませんが、38.7℃をピークに2日で平熱に戻っています。ただし、そこの間に解熱鎮痛剤を服用しているので、その効果とも思われます。

めまい・ふらつきは、あえてふらつきとも書いているように、グルグル目が回るのではなく、平衡感覚を失う感じで、足元がおぼつかなくなるような感じです。歩いていて倒れることまではありませんが、ふわっとした感覚で、何とも表現のしようがない不快感を伴います。これが、一番苦しく、また不安です。

吐き気は、めまいに伴うものなのか、麻痺の原因に伴うものなのか、その両方かよくわかりませんが、とにかく吐き気が続くというのはつらいものでした。一つは食欲を失いますし、もう一つは出すモノがないのに吐き気だけあるというのも堪えます。

そして、麻痺の症状ですが、

①顔の左半分が動かない・・・。瞬きできない、眉がうごかせない、頬が動かせない、口(唇)が半分動かない

②痛みはない・・・。顔面神経麻痺と顔面神経痛はどうやら別物のようです。麻痺が起こっても痛みがないというのは、本人には不幸中の幸いですが、周囲の人からは大変痛々しく見えますので、よく痛いの?と聞かれますが、痛くはないけど動かないのですと答えました。

③顔以外は動く・・・。首から下は全く問題なく、左右どちらも動きました。

④発音が悪い・・・。これは、唇が動かないので、しょうがないことでしょうが、特に、パピプペポがバビブベボに聞こえます。唇を閉じて、息を出すことができず、常に息が漏れている状態です。

このほか、瞬きができないので、目の乾燥とも闘いになります。目にゴミも入りますし・・・。

さて、この症状で、じっくりゆっくりもしていられないのです。