四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

24 脳神経外科初診

朝一番の開院時間を目指して脳神経外科クリニックに着いたのですが、予想を超えて大勢の患者さんが来院されていました。

馴染みのない脳外科ですが、クリニックということもあり、普通の内科と変わらないような感じでした。

診察まで少し待ちましたが、問診で看護師さんが待合室に来ていただいたり、症状を記載した内容から、別室に通され、もしかすると順番を変えて先に診ていただけたのかもしれません。

先生からは、一連の眼の動き確認とふらつき具合の確認、そしてすぐにMRIの撮影を指示されました。

MRIは偏頭痛の時に・・・・あっ!今書いていて思い出しましたが、以前、偏頭痛で駅前のクリニックに通ったことがあるのですが、そこはもしかしたら脳外科だったかもしれません・・・。とすると、脳外科に始めた通ったというのは誤りかも・・・。

それはさておき、MRIの撮影に入りました。

カンカンカン、ゴンゴンゴンと音がしますが、途中で寝てしまったと思います。

CTの時もそうでしたが、MRIもすぐに結果が出ました。

そこで下された診断が、「脳内には顔面神経麻痺をきたすような腫瘍や血管障害は認めませんでした」という説明を受け、

左末梢性顔面神経麻痺

と、聞き慣れない病名でした。

一緒にMRIの画像を見ながら、まず、末梢性とは何ですか?という質問に対し、簡単に言えば中枢か末梢かということで、頭の中枢ではないという意味で理解しました。

顔面神経麻痺の症状は、自分の顔を鏡で見ているのでだいたいわかります。

そこで、以下の質問をしました。

①治りますか?(治らないと困ります・・・。)

②治るとすればいつごろですか?(時間かかりそうですね・・・。)

③めまい・ふらつきも、顔面神経麻痺の影響ですか?(ですよね?)

④治療方法は?(おそらく薬ですよね?)

⑤入院はどうですか?(必要ですか?)

***

確定診断がついたので少し安心しましたが、今度は治療方針、治療内容、その後の経過等など、いろいろと頭をよぎるものです。

依然、めまい・ふらつきがあり、ここで少しずつ新たな心配事が生じてきました・・・。

まずは、家族に結果報告をメールで済ませ、お薬をもらってタクシーで帰宅しました。