四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

19 どうしよう・・・

さて、麻痺がわかってきたのは、夕方もまわって18時ごろだったかな。

麻痺を把握して、家族がそれを確認して、さあ、どうする?!

よく、TVで脳出血脳梗塞心筋梗塞心不全などの再現VTRを目にしますよね。めまい・ふらつき、吐き気、滑舌が悪い、しゃべれない、麻痺が出る・・・って、これ、ヤバくね???

このままいくと、目の前が暗くなり、または頭や胸が痛くなり、または口から泡を吐いて・・・倒れて・・・手遅れ・・・のパターンではないかと??

ならば救急車を呼ぶのか???

一応、意識はある。前日の夜にCTを撮って重大な出血等の異常なし。これで、救急車を呼ぶのか?呼んでいいのか?

最大の障壁は、救急車を呼ぶとマンションのご近所さんに何かあったのか?と気付かれてしまう???という、そこまで考えてしまいました。

家族とも相談し、次の日、脳神経外科に朝一番に行くこととして、とりあえず安静にしてようということに決めました。

この時点で、まだ、顔面神経麻痺とも、ましては末梢性であることなどわかっていませんでした。

不安な夜を過ごすことになります。

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しかし、後日、深く考えてみたのですが、やはり正解は救急車を呼んでおくことだったのではないか!と考えています。

結果として、命に直結する病気ではなかったので良かったのですが、やはり素人判断は良くないなあと反省しています。

ここは、近所の眼とか、まだ大丈夫とか、仕事をどうしようとか、そういったことではなく、やはり速やかに病院に行くべきだったのでしょう。

その選択肢として、タクシーや自家用車で救急外来という方法もあるのかもしれません。

医療者ではないので何が適切だったのかはわかりませんが、しかし、私はやはり救急車を呼んでおいた方がベストではないかという結論に至っています。