四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

34 脳外クリニック再診

発症8日目に、経過報告と薬の継続処方も合わせて再診となりました。この日程は初診の日に決めていて、定期的なものです。

さて、ここで1週間分の報告となりました。

まず、まったく顔面神経が動かない件について、経過としてこれでよいのかどうか。遅いのか、遅すぎないのか。

次に、めまいが消えた件、ふらつきの相談、味覚が無い件、瞬きできず目が痛い件、車の運転について、そしてちょうど抗ウイルス薬のバルトレックスが切れる件。

さらに、追加で他の治療法を一緒に並行してやれないかどうか。

そして何より、ベル型なのか、ハント型なのか・・・。

これらについて、例のごとく、とても親切に、丁寧に、医学的見地とこれまでの患者さんの経過を踏まえて、エビデンスをもとに説明いただけました。

顔面神経麻痺については、抗ウイルス薬を比較的に早い段階から服用しており、これ以上の方法はないことから経過観察であること。したがって、ふらつきや味覚が無いのはやがて回復するだろう。瞬きできないのは、当面やむを得ないので眼帯して寝るとよいとのこと。

抗ウイルス薬は標準治療のとおりであり、ここで切れてもいいとのこと。ステロイドは定められた量をしっかりと飲んでいくこと。

車の運転は注意して乗ればいいけど、ふらつきがおさまるまではやめておくのが無難、なおこれは医学というよりは安全運転の話であって様子見ですねとのこと。

そして、ネットで気になっていたベルとハントの型の話は、今はどちらでも同じ治療を行うので、気にするものではない。帯状疱疹は出ていないようなので比較的軽いのでは?うちでは、型の検査は意味がないのでしませんとのことでした。

なるほど、医学的にはそうなんだと納得し、ネットの情報先行は時としてよくないこともあるのかなと感じました。

そうは感じつつも、私からペインクリニックの話を切り出してみました。