四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

33 出社再開

ご迷惑をおかけした会社に久しぶりの出勤。

酒宴の席以来の出社となり、まずは診断書を示しながら関係者に説明を行い、ご迷惑とイベント等のドタキャンについて謝罪し、午前中は溜まった仕事を捌く作業となりました。

仕事は仕事ですが、まずは上席も含めて、私の顔の表情の変わりように皆一様に驚きを隠せない感がありました。

社内はビルのワンフロアを賃貸し、総勢50名弱のメンバーで仕事を回していますが、驚く人、慰める人、まったく触れて来ない人、様々でした。

この病気は、顔面に症状が出るので、あと喋りに不自由が出るので、無断欠勤やずる休みなどを疑われることはありません。その点だけは良からぬ噂が立たずに済みましたが、営業職である以上、取引様のお客様にお会いするので、ちょっと要らぬ配慮をさせてしまい申し訳なく感じるところです。

午後からは、一連の経緯を記した顛末書を基にして、今後の関係先へのアプローチや車の運転についてのリカバリー、通院スケジュールなどを打ち合わせて、復帰初日の業務は終了となりました。

おはようございます!とフロアに入って挨拶をした時、皆の驚いた顔は忘れることができません・・・。

この病気をネットで調べると、女性には厳しいなあというコメントもありますが、40代男子にも十分厳しいです(笑)それ故に、女性はもっとつらいのかもしれませんが、どうぞ、この病気を周囲に持つ方がおられましたら、普通に接してあげてください。

社会人ですから、ご迷惑お手数にはお詫びをしなければなりませんが、この病気、好きでなったわけでもない訳でして・・・、何かと感じ入る部分はあります。

ただ、初日は、周囲の温かいご配慮に感謝し、解雇とかリストラとか、配置転換などをやたらと心配した部分もありましたが、杞憂に終わり何よりでした。