四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

20 不安な夜・・・

顔の左半分が動きません。動かせません。瞬きできません。

それがわかって、さてどうしよう。とにかく安静にするということ。

でも、めまいや吐き気はまだ残っています。

ベッドの横になるときに、良く疲れているときに倒れながら寝るのですが、めまいがあると倒れながら寝るのが楽なのです。

まだ病名が分かっていない段階ですから、心の中では、脳疾患を思いっきり疑っています。若干吐き気がありますので、と言ってもはいてはないのですが、体調が劇悪な中、オレなにやってんだろうとか、オレ大丈夫かな?とか、不安や悲しみというか、結局文字に起こせば不安という言葉に尽きるのですが、とにもかくにも、自分も家族も脳疾患をかなり強く疑っています。

神にも祈る思いで、神仏にすがりながら、突然先祖を思い出し心でお願いしながら、とりあえず眠ることにしました。

本当は、意識を確認しておきたいので徹夜をしたいと考えたのですが、なぜか、こんな重大な局面で眠くなり、眠ることにしたのです。

少しは、このまま死ぬのではないか?などと、不謹慎かつ大袈裟ですけど、ほんの少しはそう考えました・・・。

まだ、病名がついていない段階での、顔面神経麻痺は、いやあ、やっぱり堪えますね・・・。

そういう中、家族に念には念を入れて、眠っているときに異変があれば頼むよと伝えて眠りました。