四十路男子の左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)闘病記

四十路男子が闘った左末梢性顔面神経麻痺(ハント型)の記録

21 仕事のこと

不安な夜の要素に、仕事のことがあります。

かれこれ4日間もめまい・ふらつきがあり、クスリを処方されてもそれが効いているのかどうなのかはっきりとわからず、加えて麻痺も出て、病名も分からず、自分の中では入院もあるやなしやで混乱し、とにかく、仕事を当面休みをいただかなくてはと、仕事の不安を除去することにしました。

結果から先に記すと、土日も含めたぶち抜きの9連休を確保しました。

正直、会社に「お休みをいただきたい」と伝えるのは大変苦労します。

まず、病名が分からないこと。

症状を正直に伝えると、救急病院に行けば?と促されるであろうから、それを回避するために元気でもないのに元気ですアピールを交えながらも、ろれつが回らないというか、滑舌がものすごく悪くなっていて、何言ってんだろ、オレ状態になってしまいました。電話を切って、自分は元気なのか?元気でないのか?何を伝えたいのか?元気だけど当面休みますなのか?あれれ状態です・・・。

何分、転職して5か月程度の(歳食ってますが)新人が、診断書も出さずに電話だけで1週間お休みくださいというのは、コミュニケーションができていない中、つらいものがあります。

そもそも、成果を求められている中、成果も出さずにお休みくださいというのは心苦しさもあります。

雇用契約上は解雇できないのでしょうが、このご時世、いかようにでも処遇される時代ですし、歳ですし・・・。

しかし、この重大な局面で、当面(いや、数日なんですけど)お休みを確保し、仕事に行かねばという不安から解放されたのは精神的に大きかったです。

大袈裟に書いていますが、この病気で、仕事に行かなければならない人やどうしても代わりがきかない人、試験や面談などが入っている人は本当に大変だと感じます。